2013年11月29日金曜日

岩と雪 No.95 山岳年鑑'83

岩と雪 No.95 山岳年鑑'83


○小川山

「(1982年)5月2日、吉川(弘)と室井(由美子)は、お殿様岩東面に走る5.9のオフウィズス・クラックからレイバックでトンネルに入る"予期せぬプレゼント"を登った(岩と雪90号)。」 
これはぜひ登りたい。

吉川・室井は"岩茸が目に入るよルート"をフリー化し、"枯れ木を落としたよ"、5.10dとした。
(岩と雪90号)

8月24日、堀地清次、イムジン川(5.11c)を完成。
(岩と雪93号)

5月22日から23日、堀地はノー・リターン(5.10b)を完成。6月6日、バナナ・クラック(5.11b~c)を完成。
(岩と雪91号、93号)

5月2日、RCC神奈川の鈴木俊六、小林孝二、西田祐次郎、綿引英俊、貝賀司が、最高ルーフ(5.10d)完成。
(岩と雪90号)

11月21日にはイカロスⅡの竹本敏博と金子幸男が、最高ルーフの右にⅦ-のピッチを含む3ピッチのファン・ファン・ファンを開拓。
(岩と雪94号)
まったくチェックしてなかったけど、面白そう。デシマルのグレードは1P目が5.10bのトラバース、2P目が5.8、3P目が5.7のスクイーズ・チムニー。来年やろっかな。

7月7日、中山芳郎と青木嘉夫がブラック・アンド・ホワイトの左にピンチ(5.11c)を完成。
(岩と雪93号)

○双子山

「隆盛を続ける奥秩父の近くにありながら、石灰岩のためか忘れられた存在だった双子山で、チーム・イカロスがフリー・クライミングを行った。・・・12月5日になって、試登を繰り返していた西岳ローソク岩エア・ウェイを寺島(由彦)のリード、堀越隆正のフォローで完成した(5.11+)」
(岩と雪94号)
二子山が双子山になってる。「忘れられた存在」って、時代を感じますね。エア・ウェイ、いつか登りたいです。


○鷲頭山

3月14日、E.T.ハングが保科雅則におってフリー化(5.11a)。11月20日、堀地清次がメイズ(5.11b)。堀地と池田功がコズミック・ダンサーをフリー化。83年1月13日、池田がジェットを設定。「これまで高難度のフリーはどちらかというとクラック系のルートが多かったが、ここではフェース・クライミングが中心なのが注目される。また、このようにフリーの対象としてとらえると、数mのルートも突然輝き始めるのが感じられる。」
(岩と雪94号)
コズミック・ダンサーはいつか登りたい。

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