前からちょっと気になっていたこと。チョークまみれの岩の写真をsnsにアップロードして意識の低いクライマーを罵倒する人たちが時々現れます。あのチョークって、本当に意識が低いクライマーがやってることなんでしょうか?
実験。
石ころを拾ってきて、
濡らします。
軽くタオルで拭いたのち、チョークを乗せて、
ブラッシングして落とします。色は最初とさほど変わりません。ところが、
乾くと真っ白に変化。
再び濡らして、ブラシで磨いて、
乾くと、それなりに黒くなりました。
チョークは濡れていると黒く見えて、乾くと白くなる。雨後の濡れた岩にチョークを乗せてブラッシングすると、一見チョークが残っているようには見えず、当人は十分にチョークを落としたつもりになる。けれども、実はしっかり残っていて、岩が乾くと白くなる。そのタイミングで、写真が撮られ、罵倒される。そんなシステムになっているようです。
湿った岩にチョークを乗せるのであれば、水をばしゃばしゃかけて流すくらいの覚悟が必要、という話をしないとね、という話です。
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