前回、右手の引きという気づきを得て、さらにニポナポさんからのアドバイスで、それが間違っていないらしいということで、期待膨らむトーフックです。
ダメです。
抜ける抜けるで、全然ダメです。あまりにできないので、粒踏みに浮気したりしながら、抜ける抜ける。
これは何かかが足りないということでいろいろ考えて、右足の踏みを意識してみると、なんだかそれまでと違う感触を得ました。で、思い返してみると、ニポナポさんのムーブメモには、右足で「おす!」と盛大に書かれてました。
それを激しく意識すると、できました。
前回はたまたまできた感じでしたが、今回は再現できる気がします。
右足で押して、骨盤を回して、左足を引いて、オポジション。そうすると、上体が外に出てきて、次のホールドは目の前です。あらかじめ体が外に出ているので、左手を離しても外に吐き出される具合が少ないです。
おす! |
そして、体が進行方向に上がって、左足が横向きに引かれます。
オス! |
さらに、これまで落ちていた左半身が上がって、左足がさらに横向きに引かれます。
押忍! |
で、横向きに引かれると、トーにガバのエッジが食い込んで、抜けない。
抜けない! |
ここのトーフックは面ではなく、エッジの意識。ようやく理解できました。ニポナポさんの足だけの斬新な絵のおかげです。今後はニポナポ師匠と呼ばせていただきます。
今回、初めて休みの日に神戸ボルダーに行きました。朝早くから人がいるんですね。この岩場には、僕より弱い人間はいません。トーフックを理解するのに5日もかかる人間はいないようです。なかなかシンドイですが、スチャダラの岩は先っぽが尖っててかっこいいので、気持ちを高めて頑張ります。僕は強い人に混じって登るという経験をしたことがほとんどありません。たまにはこういうのもいいでしょう。
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